逮捕(たいほ)

逮捕とは、被疑者の身体を拘束し、引き続き短時間その拘束を続けるものです。
ここでいう「短時間」とは、最大72時間とされています。
もっとも、逮捕は、本来、被疑者を裁判官の下に連れて行き(「引致」)、勾留の裁判を受けさせるための手続であるため、逮捕によって最長72時間の身体拘束が当然に許されるということにはならないはずです。しかし、実務では、この最長72時間という時間制限が捜査機関の手持ち時間であるかのような運用がなされています。
なお、逮捕された被疑者の多くは、警察の留置場で身体の拘束を受けます。

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