相続、遺言の問題

相続は身近な問題です

ご家族が亡くなれば、必ず相続が発生します。ですから、「相続」は誰の身にも起こり得る問題です。

しかし、「相続」や「遺言」という言葉を聞くと、「うちは揉めるほど財産がないから大丈夫」、「うちの子たちはみんな仲がよいので大丈夫」、「弟（妹）たちは自分が親の面倒をみていることを分かっているから大丈夫」と「相続」や「遺言」の問題をなんとなく他人事のように感じる方も多いと思います。

確かに、実際に発生している相続の多くは、家族内の話合いによって解決されています。

ただ、残念ながら、相続トラブルに巻き込まれ、弁護士にご相談・ご依頼される方の中には、「うちは揉めるような財産がないから大丈夫だと思っていました。」、「あの弟（妹）があんなことを言ってくるとは思ってもみなかった」という感想を口にする方が決して少なくありません。

もちろん、相続トラブルの中には、どうやっても避けられなかったと思われるケースもあります。

しかし、中には、然るべき準備をしておけば、未然に防げたのではないかと思われるケースも少なくありません。たとえば、親が口で子ども達に伝えておくだけでなく、きちんと「遺言書」の形にしておいてくれれば、こんなことにならなかったのではと思えるケースも少なくないのです。

ですので、「相続」や「遺言」の問題で現にお困りの方はもちろんですが、今は特にお困りでないという方も、将来、大切な家族が無用なトラブルに巻き込まれないために、一度、弁護士にご相談ください